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パンタナールツアー、悪路を往く [ブラジル]


10/12|31日目
ひとり旅で行く 52日間ぶらり南米旅行記

10/12|31日目

8時過ぎ、朝食のためバスが停まる。パンを少し食べてまた眠る。10時半、パンタナール観光の拠点となる町、カンポ・グランジ Campo Grande に到着。ここではツアーの手続きだけをして、すぐにパンタナール Pantanal と呼ばれる湿原地帯へ乗り込む予定。日本の本州がすっぽり入る大湿地帯。縦断道路を作ろうとして頓挫したらしい。

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photo by © HOSOI Toshiya

バスを降りると客引きが現れる。ペンソン荒木で予習していたツアー会社だったので安心してロドビアリオの目の前のオフィスへ向かう。3泊4日のツアーに参加を決める。280ヘアイス也。併設のホステルで荷物を降ろし、少し休む。テレビではベジータが何かしゃべっている。サクッとブログを更新して昼食にX saladaとスッコデキウイ。平らげると時を同じくしてバスが出発。急いで乗り込みこれから7時間、いよいよパンタナールの奥地へ向かう。

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photo by © HOSOI Toshiya

バスにはオーストラリアからの2人組みと共に乗り込み爆睡。目を覚ますとあたりはサバンナ。今までに見たことがない空間。途中でバスを降り、荷台剥き出しのゴツイトラックに乗り換え、ロッジに向かう。そして今までに経験したことがないほどの悪路。荷台に積み込んだ食料が暴れる。重い木箱がガタンガタンと跳ね上がり、そいつを足で抑えつけながら、腰でバランスを取りながら。オーストラリア人の2人、ジョージとドッジは昨晩から寝ないで酒を飲み続けたそうで気の毒なほど調子悪そうだ。
もうロッジは近いのだなと思っていたけれどなかなか着かない。こんなにも悪路だから12キロでもたっぷり40分。

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photo by © HOSOI Toshiya

目を上げると野生の鹿がいて、トゥユユと呼ばれるパンタナールのシンボル的な鳥もたくさん現れる。アフリカみたいだ。行ったことないけど。

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photo by © HOSOI Toshiya

ロッジに到着。プリミティブな宿だ。小学校の校庭、といった敷地の中にポツンポツンと4つほどの囲いがあり、それぞれに申し訳程度に屋根が付いているので人が眠れる、といった風情。掘っ立て小屋ですね。小屋の中にはハンモックが15ほどただぶら下がっている。
到着して間もなく日が傾き始める。夕闇の中、ヒキガエルサイズのカエルがたくさん現れたり、豚の家族の暮らしぶりに喜々としていたけれど、これから出会うさまざまな動物達を思えば、我ながらかわいい反応です。

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photo by © HOSOI Toshiya

夜。本日のアクティビティを終えた20名ほどのヨーロピアンがロッジに戻ってくる。ポルトガル語をクリチバで学んでいるというコリアンの4人組もいる。夕食を待つ間、皆が焚き火に集まり、右隣り、左隣りと次々会話を楽しんでいる。スペイン語が話せればある程度会話が成り立つんだね。ブラジリアン、イタリアン、スペイン、喋れないなりに何とかコミュニケーションを続ける。
夕食はいつものプレート。肉に米にパスタ。夕食後、ずっと部屋に篭っていたジョージとドッジも起きだしてきた。ビールを飲みながら2人と少し話をし、10時には完全消灯。完全な闇。

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posted by: トシ★細井

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