[ブラジル/アルゼンチン]いざ出発

カピバラ

たかが7週間ですがこんなに長い旅は初めてなので準備の段階から良くも悪くも今までに感じたことのない気持ちになりました。
出発前のこの何週かで10年近く会っていなかった友人知人を含め、いろんな人にたまたま会うことになり、「ん～」って感じです。
この旅の予算が当初の予定よりも大きく膨れそうで、そういった現実的な側面も含めて、出発する前から感情が揺れる揺れる。

昨日向かいのおじ（い）さんに挨拶に伺ったら、そのおじ（い）さんも出発を明日（今日）に迎えるとのこと。生まれた時から住んできた生家を離れ、国領のマンションに移るそうです。出発を明日に控え、いつになく凛とした顔をしていた。
「若いうちに行きなさい、歳をとったらどこに行っても面白くないんだから」
その一言が僕の背中を南米まで押すわけではないですがそのタイミングには縁を感じる。

バイク屋から戻ると向かいの家は家主がいない静かな空気。
午前中引っ越し業者が賑やかに出入りしていたけれど、おじ（い）さんは出発したようです。

と、思ったらイタ！