HOMEブラジル

広告: BIZEN中南米美術館‐LatinAmerica.jp


南米のブラジル

大湿原の小さな見栄 [ブラジル]


10/13|32日目
ひとり旅で行く 52日間ぶらり南米旅行記

10/13|32日目

早朝4時、トイレに目覚める。小屋を出て離れのトイレに向かう。月夜の明るさ。控えめな鳥の鳴き声。
5時過ぎ。突然の便意に襲われる。下痢です。もういい加減にして欲しい!ちゃんと治したい!この下痢の連続に朝から完全にテンションが下がる。
これから3日間、文字通り大自然に囲まれて時を過ごすのですが、度重なる下腹の調子に悩まされてか、ある種、特異な精神状態になる。体調不良によるテンションの低さがトリガーとなり、さまざまな要素が重なり合って、躁と鬱を行き来するようになる。目も覚めるような大自然の営み、雄大さに奇声を発することもあれば、ツアー参加者との言語上のコミュニケーションの壁にぶつかり深く落ち込むこともある。本州を丸ごと飲み込む大湿地帯の中で、結局のところ数名の人間関係にさい悩む自分を発見し滑稽に思うのはもう少し先の話。

(つづき)

パンタナールツアー、悪路を往く [ブラジル]


10/12|31日目
ひとり旅で行く 52日間ぶらり南米旅行記

10/12|31日目

8時過ぎ、朝食のためバスが停まる。パンを少し食べてまた眠る。10時半、パンタナール観光の拠点となる町、カンポ・グランジ Campo Grande に到着。ここではツアーの手続きだけをして、すぐにパンタナール Pantanal と呼ばれる湿原地帯へ乗り込む予定。日本の本州がすっぽり入る大湿地帯。縦断道路を作ろうとして頓挫したらしい。

(つづき)

日本人移民というリアリティ [ブラジル]


10/11|30日目
ひとり旅で行く 52日間ぶらり南米旅行記

10/11|30日目

8時半ごろ目覚める。シャワーを浴びてチェックアウトの時間を確認しに荒木のおばさんのところへ。今夜21時のバスでカンポ・グランジ Campo Grande へ向かう旨伝える。名物のコーヒーをブラックで1杯、更に甘いのをもう1杯。日系新聞は中日優勝を報じている。今日は誰かに再会しそうだなという予感が現れては消える。朝食を買って宿へ戻る。

(つづき)

アイルトン・セナのお墓参り [ブラジル]


10/10|29日目
ひとり旅で行く 52日間ぶらり南米旅行記

10/10|29日目

8時過ぎに目覚める。子供たちが走り回る音。掃除機をかける音。まま、10時過ぎまで眠りこける。顔を洗い、No.2。おぉ!アマゾンで体調を崩して以来、初めての普通のウンコ!感動バナナ!日本食効果が早くも現れる。ソファに座り込み今日の予定を考えつつ、そこにあった野口健の本を斜め読み。ブログつけなきゃなと思いつつ宿を出る。

(つづき)

ふるさとは遠きにありて思ふもの [ブラジル]


10/9|28日目
ひとり旅で行く 52日間ぶらり南米旅行記

10/9|28日目

松尾さんがサンパウロへ出かけるようだ。眠り続ける。8時半過ぎに目覚め、顔を洗ってNo.2。腹の調子悪し。紙が切れてたのでケツを汚したままフリチンで彷徨い歩く。朝食はゆっくりたっぷり。
さて!少し肌寒いがビーチへ。目の前がコパカバーナビーチなのに泳がずに帰るのは育ててくれた両親に面目が立たない。泳いでる奇特な人も2名ほどいるし、オラッ!と飛び込む。
ん~、気持ちいい。海は無条件で楽しい。少しすると海中の方が暖かく感じ始める。30~40分ほど波と格闘しコパカバーナに抱いていたイメージを叩き潰す。
南国イメージとは程遠いシーズン外れのビーチだけれど、それはまた次回のお楽しみに。今日のお昼のバスでサンパウロに戻り、いよいよパンタナール湿原へ向かう予定。
宿に戻ってNo.2。腹の調子は相当に悪い。薬を飲んでチェックアウト。宿のおばちゃんにお礼を言い、ステキな笑顔に送り出される。ビンゴでバスが来たのでウリャッと乗り込む。

(つづき)

リオデジャネイロでNo.2 [ブラジル]


10/8|27日目
ひとり旅で行く 52日間ぶらり南米旅行記

10/8|27日目

8時ごろに目覚めると昨日の日本人2人はもうカポエィラのイベントに出かけたようだ。シャワーを浴び、トイレに。No.2を。ブラジルではシッコをNo.1、ウンコをNo.2というそうだ。腹の調子すこぶる悪し。おばさんが用意してくれた朝食をたっぷりと取り、噂に聞きしコパカバーナ海岸 Praia do Copacabana へ。

(つづき)

マラカナンスタジアムでサッカー観戦 [ブラジル]


10/7|26日目
ひとり旅で行く 52日間ぶらり南米旅行記

10/7|26日目

朝。どこだかわからぬサービスエリアでサンドイッチとオレンジジュースの朝食を取る。外気は今までがウソのように涼しくなった。今日で旅はちょうど半分、26日目。これから向かう予定であるパタゴニアの寒さを思うと、すっかり涼しくなった外気に今から先が思いやられる。
バスに乗り込むと二度寝し、目を覚ませば日記を書きつつサンドロに以前もらったクッキーを平らげる。そしてまた眠る。お昼はハンバーガー、そして眠る。12時半到着予定が少し遅れているようだ。ジョワイスがリオ近郊の町で降りたような気がするが眠り続ける。突然、激しい便意に襲われバス後部に設置されたトイレに駆け込む。と同時にどこかに到着した模様。扉の鍵を掛け忘れたようで長いこと篭っていると車掌が現れる。リオ・デ・ジャネイロ Rio de Janeiro へようこそ。

(つづき)

リオ・デ・ジャネイロへ [ブラジル]


10/6|25日目
ひとり旅で行く 52日間ぶらり南米旅行記

10/6|25日目

6時起床。今朝は9時半発のリオ・デ・ジャネイロ行きのバスに乗る予定。
チェックアウトの準備をし朝食。このホステルの朝食は最高だった。パンの種類が選べて新鮮なフルーツがたっぷり。食後にはケーキも食べれて宿代に料金込み!なので今朝もバス時間のギリギリまで食べ続ける。冷たいミルクとフレッシュジュースのグラスを並べ、食後はケーキにコーヒーを合わせる。
こんなホテルみたいな朝食、この旅では後にも先にもここだけ。ドミは狭かったですがとても清潔で宿の人々もやさしかった。バックパッカーに限らず地方のクラブキッズや小奇麗なOLなんかもいて、すごい泊まりやすい宿だと思うので皆さんも是非!
Laranjeiras Hostel
また来たいなと思えるホステルのひとつです。まぁでも次回はもっとリッチな旅がしてみたいですが。

(つづき)

バス555/黒人密教カンドンブレーの夜 [ブラジル]


10/5|24日目
ひとり旅で行く 52日間ぶらり南米旅行記

10/5|24日目

朝食後、宿のトイレに籠もっているとけたたましいドラムラインが鳴り響く。凄まじい爆音。何か面白いことやってるぞ、と尻も拭かずに下を覗き見ると真っ赤な揃いのTシャツに身を包んだ子供たちがドラムロールを鳴り響かせる。見れば宿の向かいの建物にペンキでエスコーラ・ドラム・ナンチャラとの文字。エスコーラ・ジ・サンバは地域のサンバ隊なので、その楽隊版のようなものだろう。その爆音、近所の人々の暖かい眼差し。土地に根ざしたドラムラインに身を委ね、しばし時を忘れる。

(つづき)

サルバドールサンバレコード [ブラジル]


10/4|23日目
ひとり旅で行く 52日間ぶらり南米旅行記

10/4|23日目

早朝、ブラジルの濃ゆい男達がバスを降りる。サンドロファミリーとオレ以外の皆。アンドレイとガッツリ握手。グローブみたいな手だよ。
体調はだいぶ良い。胃もたれや体のだるさも峠を越えた模様。食欲はあまりないので朝メシはヤクルトタフマン、1本300円!そういえば昨晩はトンカツばかり登場する夢を見た。ストーリーの全てのプロットがトンカツを食べることを目的とした夢。フロイトを出す必要もない。オレあ祖師谷新和のトンカツが食べたい!のだ!

(つづき)



● サイトマップ_南米情報


このページのトップへ