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ウルグアイ映画|ウイスキー


オフビート・・・
©2004 Pandora Filmproduktion

オフビート・・・

「ウイスキー」とは日本語で言うところの「ハイ、チーズ」。発音的には「ウィキ〜」となります。「ハイ、チーズ」って「ズ」のところで口を尖らせちゃうよね。

ウルグアイのさびれた靴下工場。
無口な工場経営者、ハコボと
逆さ言葉が得意の真面目な従業員、マルタ
そしてブラジル仕込みの陽気な男、エルマン
小さな嘘は彼らの人生を変える?

via 「ウイスキー」公式サイト

今さらですが見ましたよ。
南米版アキ・カウリスマキとは良く言ったものです。ただ実際は30歳の監督による映画ですのでアキ・カウリスマキ監督よりは若干軽やかです。

whisky.jpg

このビジュアルは気になっていたのですが、なんとウルグアイ映画ですね。ウルグアイ映画って初めて観ました。それもそのはずでウルグアイではこの映画が作られるまでほとんど長編映画って作られてなかったみたいです。公式サイトによると60本程度しか作られてなかったみたい。すごい話だよね。
全世界的に公開されたのは今回が初めてのようです。

ストーリーは、、

ハコボは、ウルグアイの町で父親から譲り受けた小さな靴下工場を細々と経営している。その工場では、控えめだが忠実な部下の中年女性マルタが働いている。二人は長年仕事をしていても、必要な会話を交わす以上の関係になることはなかった。
ブラジルで同じく靴下工場を経営しているハコボの弟エルマンが訪れることになり、ハコボは弟が滞在する間、マルタに夫婦の振りをして欲しいと頼む。意外にも彼女はすんなりとハコボの申し出を受け入れ、偽装夫婦の準備を始める二人。結婚指輪をはめ、一緒に写真を撮りに行く。カメラの前に立ち、二人はぎこちなく笑う。 「ウィキ〜」
そしてエルマンがウルグアイにやってきた。ハコボ、マルタ、エルマン。嘘でつながった彼らはどんな物語を繰り広げていくのか・・・。

via 「ウイスキー」公式サイト

トレーラーはこちら。

結末がすごく良かったです。フワッとした広がりがありました。最近自宅でDVDを見ると1本見続けることができないのですが(寝ちゃって)今回は大丈夫でした。ネ。

  • 2004年東京国際映画祭 グランプリ・主演女優賞
  • 2004年カンヌ国際映画祭 オリジナル視点賞・国際批評家連盟賞

『ウイスキー』

渋谷シネ・アミューズ
http://bitters.co.jp/whisky/

原題:WHISKY
監督:フアン・パブロ・レベージャ、パブロ・ストール
脚本:フアン・パブロ・レベージャ、パブロ・ストール、ゴンサロ・デルガド・ガリアーナ
撮影監督:バルバラ・アルバレス
編集:フェルナンド・エプステイン
録音:カトリル・ビドソラ、ダニエル・ヤファリアン
美術:ゴンサロ・デルガド・ガリアーナ
音楽:ペケーニャ・オルケスタ・レインシデンテス
製作:フェルナンド・エプステイン
出演:アンドレス・パソス、ミレージャ・パスクアル、ホルヘ・ボラーニ
製作国:2004年ウルグアイ・アルゼンチン・ドイツ・スペイン合作映画
上映時間:1時間34分
提供:ビターズ・エンド+アミューズソフトエンタテインメント
配給:ビターズ・エンド

©2004 Pandora Filmproduktion GmbH All Rights Reserved.

posted by: トシ★細井

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Posted at on Nov 6 2009


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