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ダムの底から再び・・・


ポトシ村のかつての教会
© Diario La Nacion

ポトシ村のかつての教会

エル・ニーニョ現象の影響により、ベネズエラが深刻な干ばつに見舞われています。

西部タチラ州にある「ラ・オンダ」ダムでは、30mも水位が下がったため、26年前にダムの底へと沈められたポトシ村が再びその姿を現しました。
この建物は、かつての教会です。

普段の状態と比べると、その差は一目瞭然。

lahonda01.jpg
© Diario La Nacion

こんなふうにポトシ村がダムの底から現れるのは、これで4度目だそうです。
なんとも幻想的な光景ではありますが、ここまで水が減ってしまうと怖さも感じますよね!

幸い「ラ・オンダ」ダムの水位は少しずつ回復しているようですが、国内電力の70%以上を供給しているグリ水力発電所など、依然として水が減り続けているダムも多いとのこと。ベネズエラ政府は計画停電を行ったり、水道使用量を制限するといった対策をとっていますが、果たしてこの危機的状況を乗り越えられるのでしょうか。

posted by: ジョキート

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