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ボカジュニオルス、本場のフットボール [アルゼンチン]


9/17|6日目
ひとり旅で行く 52日間ぶらり南米旅行記

9/17|6日目

7時半に起き、シャワーを浴びる。この宿で迎える朝も3日目となり、部室のようなシャワールームにもだいぶ慣れてきた。朝食を取りにテレビ室へ向かうと日本人の女の子と遭遇。話を聞くと彼女もこの宿に3泊目だそうだが夜9時には寝る生活を送っていたらしい。道理で会わないわけである。その女の子、マイコとオカダくんの3人で朝食を取る。

今日は日曜日。朝食後もう馴染みとなったドレーゴ広場へ骨董品市を眺めに行く。この骨董市、何の役にも立たないガラクタが広いとはいえない敷地に所狭しと並んでいるんですが、そのガラクタひとつひとつが妙に高い。壊れた日本製のオペラグラスが55ペソだったり中がスカスカのペーパーウェイトが3桁いってたり。一昨日の夜に迷い込んだ市場兼骨董市の方が断然見応えがあったと一人憤慨しつつもそういったことも含めて楽しい。

この旅初めてのマテ茶を露店で啜り、長閑な日曜の朝を楽しむ。今日はボカジュニオルスの試合を見に行く。オカダくんはサンティアゴ行きのバスチケットを購入後、合流するとのこと。マイコはバスでプエルト・イグアスへ。何かの縁で出会った3人、街路でペラペラのプラスチックカップを口に運ぶ。春を感じさせる暖かな風が吹き、イーゼルに立て掛けられたチープな油彩画が音を立てて崩れる。ひと足先にオカダくんが去る。「良い旅を!」と声をかける。結局ボカジュニオルスの試合では合流できなかった。

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photo by © HOSOI Toshiya

1時半。ボカの試合のピックアップバスが到着。バスの中はものすごいハイテンション。引率の兄ちゃん達は仕事半分、遊び半分。大声でボカのチームソングを唄う。今思えば当たり前なんですがすぐにその兄ちゃん達から「タカ」と呼ばれる。「タカ!ウノゴール!(1ゴール)」と拍子をつけては大爆笑。(高原はボカで1ゴールしか決めていない。)一人でツアーに参加しているのは俺ぐらいなので兄ちゃん達が気を使って、何かあるってーと「タカ!ウノゴール!」と言って良くいじってくれる。高原ありがとう。

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photo by © HOSOI Toshiya

テラス席で試合が見れるVIP待遇のツアーに参加したんだと思いこんでいたが違った。一番安い立見席。しかも満員電車のようにギュウギュウに客が入っている。ツアー客はジェンカのように前の人の肩を掴み、入る余地のないその中へ、強引にムリムリッと入り込んでゆく。マジかよ!ギュウギュウな上にそのスタンドの傾斜はきつく段差は30センチぐらいある。人込みで自分の足元すら見えない中を兄ちゃん達が「タカー!!」と声をかけ強引に入るよう促す。5~6メートル入り込みそこが限界。ツアー客は切れ切れになり、周りの視線を痛く感じながら自分の居場所を何とか確保する。

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photo by © HOSOI Toshiya

本場の空気、熱気。強い西日が差す中をサポーターは総立ち、座れっこない。便所に行きたいが行けっこない。日差しが垂直に差す立見席では何もしていなくても見る見るうちに体力を奪われる。「タカー!!」兄ちゃんが飴玉を投げてくれる。お、日本人、ということで周りのオッサン達も「タカ!ウノゴール!」と囃し立て始める。道化は慣れっこだ、オレも応える。そんなわけで周りの人々とも仲良くなる。左のオッサンが「あれがマラドーナだよ」と教えてくれる。見ればセンタースタンド中央に親指ほどのマラドーナが見える。マラドーナを目の当たりにしてグググーとテンションも上がる。オッサンも満足そうだ。薄々感づいてはいるがオレは世界に通用する天然かつアホ面です。ボカのピンチに歓声を上げたりするので突っ込みどころ満載だ。この過酷な暑さの中少しでも休もうものなら周りの人間が代わる代わる「タカ!ウノゴール!」と体を揺すぶる。高原ありがとう、いじめられてる気分です。

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photo by © HOSOI Toshiya

膠着状態、ゼロゼロのままハーフタイム。その瞬間立見席の人間が皆ドドドドーっと座り込む。オレも反射的に座り込む。さっきまで自分の足元すら見えない状態だったので椅子取りゲームのごとく座れない人間が所在無げにそこかしこにいる。概ねツアー客。
試合は結局ゼロゼロ。でも雰囲気たっぷりでとても楽しめた。立見席の人間は試合が終わっても30分ぐらいスタジアムを出られない。多分一番最初に入って一番最後に出なければならないのだろう。このツアーでは試合前にサポーターズカフェでビールとピザをたらふく食べられるがスタジアムに入ってしまえば、あとは市井の人々と一緒のようである。帰りにもう一度サポーターズカフェに寄り、ビールとピザをたらふく食べる。

夜。これまでの旅の支出を計算し使い過ぎな状況に我に変える。そんな地味なことをしていると屋上から騒々しい音楽と歓声が聞こえる。耳を澄ましてみるとみんなでパーティーを開いている様子。誘われてないよ!スイートチャイルドオマインを合唱している!楽しそうだな。明日ブエノスアイレスを発つ予定ですがよりによってその最終日にこの仕打ち。オカダ君とマイコもいなくなり寂しさが募る。そろそろブエノスを出ろということだね。

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posted by: トシ★細井

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