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ブエノスアイレス入り [アルゼンチン]


9/12-13|2日目
ひとり旅で行く 52日間ぶらり南米旅行記

9/12-13|2日目

日本からヒューストンまで12時間、7時間のトランジットを経て更に11時間20分のフライト。実に30時間を越える旅程でブエノスアイレス入り。税関で出会った日本人青年オカダと共にギュウギュウの市バスに揺られ二時間、やっとこさブエノスアイレスの中心部、5月広場(Plaza de Mayo)に降り立つ。

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photo by © HOSOI Toshiya

9月初旬のブエノスアイレスは春を迎える日本の3月にあたる。残暑色濃い東京から訪れると普通に肌寒い。去年同じ時期にペルー、ナスカを訪れた際、冬の山小屋を思わせるあまりの寒さに今回はウインドブレーカーを準備してきたのだが、、、もう着ちゃってます。南極まで海を挟んで1000kmの町ウシュアイアにはTシャツにパーカー、ウインドブレーカーの3枚重ねを予定していたのだがすでに心もとない。

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photo by © HOSOI Toshiya

日本と違い街の中心部に駅ではなく広場が広がるヨーロッパ的な景観を背に正確に右斜め45度に走る道を進む。1ブロックで右折し、ブエノスアイレスの目抜き通りフロリダ通りへ。
旅は道連れ。海外に出ると必ずその街のマクドナルドを訪れるというオカダ君と共にアルゼンチンの最初の食をマックとする。日本では絶対に訪れたくないマック、どんなに広告に金をかけようが不味いものには不味い。しかし行ってみるもんだ。ブティックやレストラン、カフェの立ち並ぶオサレな通りにあるマックは身奇麗な若いビジネスマンやかわいい女の子が立ち寄るファーストフード。セットが日本円で800円ぐらいしてハンバーガーも本当の意味でのシャキシャキ野菜を使用したジューシーな一品。サラダがタンマリ載った陶製の大皿にフォークを立てるブロンド娘をチラッチラ眺めながら日本マクドナルドの戦略を憂う31歳無職。所変われば品変わるとはよく言ったものですが悪くないですブエノスアイレスのマック、ただし高い!

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photo by © HOSOI Toshiya

それぞれの宿へチェックイン後、2人でブラジル領事館へ。日本でブラジルのビザを取る場合2週間ぐらいかかる、多分。前もってそういった事務手続きが出来ないタイプの人間はブラジル行きの飛行機をブエノスアイレスに変更して在ブエノスアイレスのブラジル領事館を訪れることになる。アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイからだと申請後1日でビザが出来る、最近はそうでもないらしいけど、なんて話を聞いていたので喜び勇んで向かうが陽気な警備員曰く土日を挟んでマルマル5日かかるとのこと。ブエノスアイレスに5日もいれないのでビザ取得はまた先延ばしすることにする。日本語が話せる文野旅行社で南米情報を取得して今晩のタンゴショーを手配する。文野旅行社オススメの近場のレストランで夕食を取る。油ギッシュな肉だらけ。血のソーセージは食えたものじゃない。

22時、タンゴショーがあるEl Viejo Almacenへ。ホテルからの送迎付きに2ドリンクで50ペソ。バーのあるサンテルモ地区(Barrio San Teimo)は往時のアルゼンチンと異国情緒を楽しめる。手の平大の丸みを帯びた石畳に覆われた雰囲気のある地区。
バーの暗がりに入ってゆくとすでに20人ぐらいのヨーロピアンピープル。アジア系はオカダ君、送迎バンで一緒だった19歳の男の子の3人だけだ。19歳の彼はリバープレートに短期サッカー留学しているとのこと。互いに自己紹介などをギクシャクとしつつ、ビールを注文してショーを待つ。

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photo by © HOSOI Toshiya

程なくして始まるタンゴショーはこれでもかというほどポマードべったりの伊達男とシルエットの細いドレスに身を包んだ女性が情熱的に踊っている色っぽいショーだ。ただその様式美が高まれば高まるほど何だか白々とした気分になってくる。多分こういった雰囲気たっぷりのタンゴというのは自分もダークスーツに身を包んでポマードべったりで臨まない限り、違和感だけが際立ってしまうのだと思う。そういった伊達男の素養が自分にないのも理由のひとつかもしれないが何故だか半笑いしてしまうのです。

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photo by © HOSOI Toshiya

日が変わり深夜まで行われたショーはタンゴ以外にも、渋いおばちゃんや爺さんの野太い独唱あり、アンデス衣装に身を包んだインディオに拠る「コンドルが飛んでゆく」もあり、観客を飽きさせない構成となっていた。ただし自分はその甲斐もなく、時差ぼけとビールも手伝って烈しい睡魔に襲われる。元を取るためという卑しい思いも手伝ってグワングワンにボケるピントを何度も合わそうと試みるが両眼は好きな軌跡を描いて自分の脳みそを向こうとする。ただし!
終盤、烈しくタンゴを踊っていた女性の胸が不可抗力に拠ってはだけてしまう。その瞬間、後頭部を撞木で打たれたように視界のピントが合ってしまうのが男の性。その線の細い美しい女性は必死に白く露わとなった胸を隠そうとするがダンスは止められない。ダンスは止まらない。
嗚呼美しい、これこそタンゴだ。

ショーが終わり、店を出て2台のバンに慌ただしく乗り込む。置いてかれたらヤバイ!そんな空気が観光客の間に流れる。バンに乗り込むということはホテルに帰れるということ。スペイン語のわからない人間は自分のファミリーネームだけを頼りにバンに乗り込むしかない。オカダ君と感想を言い合う間もなく、おやすみを言うタイミングすらなく別々のバンへ。旅をしているとこんなタイミングでもう会えなくなったりするものである。半日だけでしたが楽しく過ごせました。

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posted by: トシ★細井

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