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南米情報のフルアーカイブ

久しぶりの大都市[チリ]


10/24|43日目
ひとり旅で行く 52日間ぶらり南米旅行記

10/24|43日目

サンティアゴ行きのバスはプルマンのセミカマ。今まで乗り継いできた長距離バスの中でも一番良いクラスのバス。座席のシートが革張りになっており、夜は座席をガッツリ倒せる。若い男性の添乗員がいて枕と毛布の貸し出しをしてくれる。ただし朝は寝ていようが微睡んでいようが構いもせずにカーテンを開けて、枕と毛布の回収が始まる。
青白く澄み切った冷たい朝。ドライブインで顔を洗い、露店で甘い甘いホットコーヒーを啜る。ラ・セレナ近郊の町で隣りの席の初老の男性が降りる。
今後の予定をじっくり考え込む。イースター島に行くつもりでいたけれど昨日ニコレッタのメールを読んで気分はすっかりパタゴニア。旅の方針が固まると、車窓を流れる景色を楽しむ余裕が出てくる。

(つづき)

アントファガスタの優しき人々 [チリ]


10/23|42日目
ひとり旅で行く 52日間ぶらり南米旅行記

10/23|42日目

9時起床。シャワーが水しか出ないので昨日一緒にお酒を飲んだ面長の兄ちゃんを起こして火を入れてもらう。そこへ宿のおばあちゃんが登場。「あんた、昨日電気つけたまま寝たでしょ」と怒られる。日本とは違ってチリでは山を越えて電気を引っ張ってくるのよ、とクドクド怒られる。パスポート番号を教えてちょうだい、と言うので昨日伝えましたよと言うと「あらまぁ」といった様子。言い方はきつい感じだけれども雰囲気が何ともカワイイおばあちゃん。昨晩べろべろに酔っ払った兄ちゃんそっくりのアホな小5も登場。カンフーしながら近づいてくる。空手はやったことないよと言っても信じてくれない。
町に出て今晩8時のバスチケットを購入。宿に戻り荷物をまとめてサンティアゴへ向かう旨伝えると、おばあちゃんは一転さみしそうな表情を浮かべ、「ありがとう」と日本語で言うのだ。カワイイじゃないか!

(つづき)

100km先の道を見る [チリ]


10/22|41日目
ひとり旅で行く 52日間ぶらり南米旅行記

10/22|41日目

6時起床。寝ぼけ眼でチェックアウトの準備をしながら、ナニに別れの挨拶もできずに寝てしまったことに気付く。夕食にステーキを食べることもできなかった!つまらないツアーに参加したばっかりに、と悔いる気持ちが止めどもなく溢れる。タクシーを呼んでもらい、急いで荷物をまとめて、まだ薄暗い中をターミナルへ向かう。
ターミナルに到着。5分でクロワッサンとコーヒーの朝食を取り、バスに乗り込む。「おいおい、日本人5人目だよ」と運転手が目を丸くする。
7時出発。行き先はチリのアントファガスタ Antofagasta 。隣りの席はアルゼンチン女性。切符売りのオッチャンの根回しです。年は2コ下。パジャマみたいなスエット着てます。

(つづき)

箸にも棒にも引っかからない一日 [アルゼンチン]


10/21|40日目
ひとり旅で行く 52日間ぶらり南米旅行記

10/21|40日目

6:45起床。昨日と同じ要領でガイドさんが迎えに来る。本日は雲の列車 Tren a las Nubes のハイライトである鉄橋へミニバスで向かうツアー。

(つづき)

ウマワカ渓谷を巡る旅/マテ茶の飲み方 [アルゼンチン]


10/20|39日目
ひとり旅で行く 52日間ぶらり南米旅行記

10/20|39日目

6時過ぎに起きる。少ししてナニが扉をノックする。約束通り起こしに来てくれたのだ。ナニはソフトモヒカンの似合う宿の兄ちゃん。右肩の「tongue」タトゥーが示すとおりのストーンズ信仰者。
6:45、時間通りピックアップのミニバスがやってくる。今日はサルタの北、ウマワカ渓谷を巡るツアー。夜とも朝とも付かない、ブルーグレーの街路の中を助手席に乗り込み、ツーリストの宿をまわる。まわる宿はひと目にちゃんとしたホテルだ。女性2人(ブエノス・アイレスから来たおばちゃん、ベネズエラ人のおばちゃん)、50代前半のイタリア人夫婦、さらにそのお父さん(おじいちゃん)、最後にアルゼンチン人の初老夫婦。ということでかなり場違いなツアーに参加してしまった様子。

(つづき)

サルタの町歩き [アルゼンチン]


10/19|38日目
ひとり旅で行く 52日間ぶらり南米旅行記

10/19|38日目

早朝6時過ぎ。どこかに着いたようだ。急いでバスを降りるがサルタではないと言われ、席に戻る。足を叩かれて再び目を覚ます。バス内には誰もいない。乗務員がチップをくれというが、寝起きで苛ついていたのでシカトする。
タクシーに乗り込み、駅近くの安ホテルへ。目的のホテルは閉鎖されていたのでブエノスアイレスでマイコに教わったホテルを探す。なかなか見つからず人に聞いて廻るが疲労だけが蓄積される。バックパックが重いのよね。駅前に戻り「もうここでいいや」と入ったところが教わったホテルだった。

(つづき)

あっちゅーまのアスンシオン [パラグアイ]


10/18|37日目
ひとり旅で行く 52日間ぶらり南米旅行記

10/18|37日目

アスンシオンに到着したようだ。寝ぼけ眼でバスを降りる。バスターミナルのベンチで浮いたコンタクトレンズを取り替え、ガイドブック片手に今後の身の振り方を考える。朝7時、目が覚めてきた。
ターミナル2階のチケット売り場に上り、アルゼンチン北部、サルタ行きのバスチケットを求めるが直行便がないとのこと。さ〜てどうしたものか。旅の終わりまで2週間、どこへ行くんだ、オレ。どうやって旅を終えるんだ?

(つづき)

ブラジルの治安について/チャオ、ブラジル! [ブラジル]


10/17|36日目
ひとり旅で行く 52日間ぶらり南米旅行記

10/17|36日目

7時起床。食堂で日記を付けながら朝ごはん。少しすると宿のオーナーが現れて「青の洞窟はどうだった?」と声をかけてくる。昨日注意したことを気にかけてくれているのか、殊に優しい感じ。
日本のことやお互いの話をなんとなく話すうち、オーナーもテーブルの向こう側に腰をかける。初めて出会ったときに妙に凄みがあるなぁと感じたオーナーはブラジルの治安についての話題になったときにこんな話を始める。

(つづき)

ジョゼのホスピタリティ精神 [ブラジル]


10/16|35日目
ひとり旅で行く 52日間ぶらり南米旅行記

10/16|35日目

7時半に起きる。パンタナールでは10時過ぎに寝て5時半に目覚める生活を送っていたためよく眠った気がする。朝食にはたくさんの種類のパン、パンケーキ、フルーツにコーヒー、紅茶、フレッシュジュースが並び、「朝食はアタリだ!」と胸を躍らせるが口にしてみると怪しい味わい。パンケーキが甘苦かったりフレッシュジュースはネットリしてて味がなかったり。宿泊客はオレ一人しかいないようだし日持ちがいいものを並べてほっといてる感じですね。
朝食をとりながら、今後の計画を練る。昨晩ジェシカが教えてくれたカーニバルまでは到底滞在することはできない。ブラジルを出国してどうするのか。最終的にどこまで行くのか。旅も残り18日。連休というものは過半を超えると終わりが散らつき始め、残りが幾日あろうと浮ついた気分が覚めてゆくものである。18日間なんて3連休6回分もあるのにこの不安感は何なんだ?
今後の計画を10時半までたっぷりと考えるが埒が明かないので町に出る。

(つづき)

コミュニケーションのかたち [ブラジル]


10/15|34日目
ひとり旅で行く 52日間ぶらり南米旅行記

10/15|34日目

朝からポツリポツリと雨が降っている。顔を洗って朝食。朝食でも相変わらず喋れない日本人です。
今日でこの3泊4日のツアーも終了。長かったブラジル滞在も数日となり、このあと国境の町ポンタポランからパラグアイ入りする予定。今晩はボニート Bonito という小さな町に泊まるつもりでいたけれど、日曜日だからボニートまでのバスはないよとレジェに言われる。ボニートの手前の町アナスタシオンまでしか行けないとのこと。

(つづき)



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